お知らせ

第3回文化交流推進協議会を開催しました。


 7月16日に第3回文化交流推進協議会を開催し、文化交流事業のソフト面・ハード面について各部会事務局より説明がありました。委員からでた意見は各部会で今後検討していきます。

 

~文化交流推進部会(体験プログラム検討部会)~

 前回までに出た課題(実際に体験プログラムが動き出すとき主体となるべき人がいないこと、誰が実際に体験プログラムを行うのか不明確であること、村民が一緒に参加できる環境にない事)について部会として協議をし、新たに地域おこし協力隊の中村勝也氏、周子氏を交え検討を行いました。その中で、今のまま体験プログラムを検討し実施することが、地域課題の解決に繋がるのかという新たな課題に直面しました。

 この事業で行うべき事は、大鹿村の地域資源や風土を活かして、住民や団体が自主的に取り組みたいと思える事業の検討であり、そのためにはまず何が必要なのか、10年後この事業がどうなっていたいのか。という将来像をまずは部会で共有し、事業のあり方について検討を行っていることを報告しました。

 推進協議会からは、検討する方向性については了解をいただきつつも、まだ内容が抽象的で何をしたいのかが不明確であるため、モデル的な取り組みや、具体的な方向性・実施内容を検討するよう意見がありました。

 

~文化交流施設検討部会を受けて教育委員会から~

 ろくべん館・中央構造線博物館の改修について、検討部会で作成した計画に対し、令和3322日までにいただいたパブリックコメントを踏まえ、再度設計を検討した内容を報告しました。

 また、ろくべん館の改修内容について基本的な概念が定まっていないとの指摘をいただいていたため、新たに、これまでの民俗資料としての展示や交流体験活動に加え、ろくべん館をユネスコエコパークの拠点施設として位置づけ、村民がエコパーク(南アルプスが育む生物と文化の多様性)を学びながら活動できる展示を計画する。また同時に南アルプスや村内の里山で登山利用する人たちの情報発信・管理の場となるビジターセンターとしても活用していきたいと説明を行いました。

 委員からは、エコパークに関心がある人が少ないことや、エコパークの拠点とするのであれば、施設内に知識のある人材を置く等の施設改修後の運営体制や、中央構造線博物館と併せて、名実ともにジオ・エコの拠点となるような取り組み検討について意見がありました。

【添付資料】

・ろくべん館のあり方について