介護保険では、介護が必要になっても、できる限り住み慣れた自宅で、自立した生活ができるよう、必要な福祉サービス、医療サービスを総合的に受けられる仕組みをめざしています。
特に、在宅サービスについては、高齢者夫婦世帯でどちらか一人が寝たきりになっても、自宅で暮らし続けるようなサービスの水準をめざし、充実を図ります。
要支援1・2 | 要介護状態が軽く、生活機能が改善する可能性が高い人 | 要支援状態の方は、施設サービスは受けられません。 |
要介護1~5 | 介護保険サービスによって生活機能の維持、改善を図ることが適切な人 | 要介護状態の方は、在宅・施設両方のサービスが受けられます。 |
ホームヘルパーが居宅を訪問し、食事や掃除、洗濯、買い物などの身体介護や生活の援助をします。
自己負担のめやす
(早朝・夜間・深夜については加算有り)
介護士と看護師が居宅を訪問し、移動入浴車などで入浴介護をします。
自己負担のめやす
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が居宅を訪問し、リハビリをします。
自己負担のめやす
医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士などが居宅を訪問し、療養上の管理や指導をします。
自己負担のめやす
疾病などを抱えている人について、看護師が居宅を訪問して、療養上の世話や診療の補助をします。
自己負担のめやす
※早朝・夜間・深夜加算有り。緊急時訪問看護加算、特別な管理を必要とする場合などの加算あり。
通所介護施設で、食事、入浴などの自治場生活上の支援や、生活行為向上のための支援を日帰りでします。
自己負担のめやす
(通常規模の事業所の場合の 7時間以上9時間未満)
老人保健施設や医療機関などで、入浴などの日常生活上の支援や、生活行為向上のためのリハビリテーションを日帰りでします。
自己負担のめやす
(通常規模の事業所の場合の 6時間以上8時間未満)
※送迎を含む
(連続した利用が30日を超えた場合、31日目から全額自己負担となります)
福祉施設に短期間入所して、食事、入浴などの介護や機能訓練などが受けられます。
自己負担のめやす(1日)
(介護老人福祉施設・併設型の施設の場合)
従来型個室 | 多床室 | ユニット型(準)個室 | |
要介護1 ~ 要介護5 | 609円 ~ 890円 | 682円 ~ 959円 | 711円 ~ 993円 |
※食費、滞在費、日常生活費は別途負担します。
老人保健施設などに短期間入所して、食事、入浴などの介護や機能訓練、医師の診療などが受けられます。
自己負担のめやす(1日)
(介護老人福祉施設・併設型の施設の場合)
従来型個室 | 多床室 | ユニット型(準)個室 | |
要介護1 ~ 要介護5 | 750円 ~965円 | 826円 ~1,043円 | 829円 ~1,046円 |
※食費、滞在費、日常生活費は別途負担します
日常生活の自立を助けるための福祉用具(下記の品目)をレンタルするサービスです。
福祉用具は、原則として要支援1・2、要介護1の人は利用できません。
自己負担について
※レンタル費用の1割です。支給限度額は( )が適用されます。
※用具の種類や事業者により金額は変わります。
下記の福祉用具を指定された事業者から購入したとき、購入費が支給されます。
自己負担について
※いったん利用者が全額を負担します。後で領収書などを添えて市町村に申請すると、同年度で10万円を上限に費用の9割(1割は自己負担)が支給されます。
※指定を受けていない事業者から購入した場合は、支給されま せんのでご注意下さい。
※手すりの取付や段差解消などの住宅改修をしたとき、20万円を上限に費用が支給されます。自己負担は1割です。
自己負担について
※いったん利用者が全額を負担します。あとで市町村に申請すると、20万円を上限に費用の9割(1割は自己負担)が支給されます。
有料老人ホームなどに入居している高齢者に、日常生活上の支援や介護を提供します。
自己負担のめやす(1日)
要介護1から要介護5 560円~838円