令和6年度に分散型エネルギーインフラプロジェクトマスタープランを策定しましたので概要版を公表します。

　この事業は総務省の補助金を活用し、主にエネルギーの地産地消に関する計画を検討するものですが、大鹿村においては豊富な森林資源を活用した、バイオマスエネルギー利用による小規模発電と熱利用による日帰り入浴施設の可能性等について検討を行いました。併せてエネルギー源となる木材チップの生産や資源としての有害鳥獣の可能性についても記載しています。

　バイオマス発電及び日帰り入浴施設については、施設整備に多額の費用が掛かるため慎重な検討が必要と思われます。

　まずは伐期を迎えている村有林のカラマツなどについて伐採・出荷・再造林ができる体制づくりを進めていきます。

　また、再造林後の植栽木が獣による食害を受けないよう、有害鳥獣駆除と合わせた対策についても検討を進めます。