冊子「空き家にしない考え方」は、2023年(令和5年)4月に大鹿村の広報とともに全戸配布されたものです。
大鹿村の移住・定住について考えるとき、移住者を増やすためにまず必要になるのが、住む家を確保することです。
現状では、空き家所有者の様々な理由により、状態は良いが貸し出していない住宅が数多くあります。また、家に住む人が施設に行ったり亡くなったりしたときに、他の家族がその家の活用法に困り、そのままにすることで家が空き家になるという「将来の空き家の問題」もあります。
この冊子では「活用されていない空き家を活用させてもらうこと」と「住んでいる家を空き家にしないためにできること」を、地域やご家族の中で話すきっかけになることを願って作成しました。
今後、各地域で始まる集落将来ビジョンづくりでも地域と空き家について話し合う資料として活用していただけると嬉しいです。
【参考資料】
国土交通省 平成29年度先駆的空き家対策モデル事業
福岡県青年司法書士協議会 作成
「家族信託を利用して新しい空き家予防はじめませんか?
事前対策で安心!自宅の管理と相続ケース別ガイドブック」
株式会社鎌倉新書
「遺産相続弁護士ガイド」ホームページ
「自筆証書遺言が無効となるケースとケース別の
正しい書き方を完全解説」
「自然の哲学」高野雅夫 著(ヘウレーカ)
ブログ・だいずせんせいの持続性学入門/高野雅夫
ブログ記事「バーチャルレクチャー
空き家活用と移住定住指南(3)」2022.11.30
ブログ記事「空き家を貸さない理由について」2014.8.27