村長あいさつ


 

 

 昨年末中国から始まった新型コロナウイルス騒ぎは、人々の動きを止めて、三密回避が唱えられて、学校が休みになり、全国各地の春祭りが立て続きに中止や延期となって、寂しい春となってしまいました。
 大鹿村でも、さくら祭りが中止、昭和56年以来続いてまいりました、大鹿歌舞伎春の定期公演は、狭い境内に多くの人が集まり、昼食をとり、酒を酌み交わし、大声での声援が飛ぶ独特の雰囲気が、まぎれもない三密であることとなって、苦渋の選択で中止としました。
 6月中旬、梅雨入りとなり全国各地、とりわけ九州地方での大雨の被害が連日放送されています。被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます。
 大鹿村では、梅雨入り初期には比較的平穏に推移してきましたが、6月30日に日雨量180mmの雨が降って、村内の道路や河川、水道の施設に被害が発生し、一昨年の水害が思い起こされました。その後7月3日に降り始めた雨は夜半に強くなる予想の為、避難所を開設、30日被災の水道は4日に復旧ができ、6日夜半の強雨対策で避難所開設、8日は7日夜からの雨で早朝よりメイン道路の通行対策、避難所設営、孤立者が発生しましたが、県によって国道の復旧ができ一安心でした。
 騒動の中、9日には昨年から工事をしていた保育所の竣工式ができました。園児によるくす玉割はとてもかわいらしく、今後も記録に残っていくので、いい思い出になると思っています。
 11日夜、集中豪雨となって釜沢方面で時間雨量70mmと全国ニュースで流されるほどの雨があって、県道・林道が沈下して、通行不能が発生し、一部地域に避難勧告が出されるなど、通算725㎜の雨の影響が大きくなっています。1日も早い梅雨明けが待ち遠しいです。
 引き続き、これから秋の台風シーズンまでの間については、一時にたくさんの雨が降って、災害を起こすことが改めて心配されますので、危険を感じたら、自らの判断で、早めに避難するなど、命を守っていただきたい。
 リニア工事や災害復旧工事など、賑やかくなってきましたが、引き続き、日本で最も美しい村として、「失われたら二度と取り戻せない日本の農山村の風景を守り」、暖かい心で多くの人を迎え、活気ある村づくりに頑張っていきます。 

令和 2年6月

大鹿村長  柳 島 貞 康