村長あいさつ


 

 陽ざしも徐々に強くなり、異常ともいわれる暖冬でしたが、春の近づきを感じさせてきています。
 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、大鹿村でも、示された基本的な考え方を参考に、いくつかの行事を中止し、小中学校の卒業式は規模を縮小するなどの対応としました。今後も同様の対応をとることになることも考えられます。この新型コロナウイルス感染症ために、日本ばかりでなく世界中の景気の落ち込みが懸念されています。早急な解決を望んでいます。
 リニア新幹線の工事関係で、小渋川左岸を通行する迂回路については地権者とJRとの間において話し合いがまとまり、昨年10月から仮桟橋の工事にかかり、近く完了する見込みです。しかし、左岸側の道路の建設について、倉庫の撤去移転があって工事の施工は今後となります。
 このう回路については、工事関係車両による、住民環境への影響低減のためでありますので、1日でも早く通行が可能となることが大切です。
 村の大事な生活路線である小渋線は、リニア関連では、ダムから西側の拡幅工事4工区の工事すべて施工業者が決定しました。この工事の施工は、現道の道幅、半分ほどが工事範囲になることから、飯田建設事務所の計画で、半の沢から下流側は、河川内の仮設う回路を作って、上り・下りのそれぞれ一方通行とすることになります。
 なれない道路となりますので、走行には十分注意をお願いするとともに、狭くて苦労してきた通行が、広くなり安全な道になることでありますので、改めてご協力をお願いするものです。
 保育所の建設工事です。当初、完成をこの3月中としていましたが、ご承知の通り、既設の建物にアスベストが確認され、その除去に3カ月程必要であったために、3月中に完成することができなくなりました。卒園をされる園児、保護者の皆さんには申し訳なくお詫びいたしますとともに、完成の期日は、6月末頃になることをお知らせいたします。
 人の動きを盛んにすることとして、業務を始めた道の駅は、2年目を迎えており、徐々にではあるが利用者が増えてきています、また、鹿塩の塩の里は、以前より希望の多かった、6次産業への取り組みとして、食品加工施設の整備を完成させ、その活用が期待されます。
 また、美しい村の基本である、農山村の風景を守るため、増えつつある耕作放棄地対策として、特産物として定着してきた、大豆、トウガラシに加え、栽培が省力的で、需要が期待されている、そばの栽培に取り組むなど、遊休地対策を進めるために、国の補助制度を活用できるよう研究します。
 暖冬により、大西の桜のつぼみが例年より早く膨らんでできました。これから桜や花桃、新緑の素晴らしい季節になります。引き続き、日本で最も美しい村として、「失われたら二度と取り戻せない日本の農山村の風景を守り」、暖かい心で多くの人を迎え、活気ある村づくりに頑張っていきます。
 

令和 2年3月

大鹿村長  柳 島 貞 康