村長あいさつ


 

 9月と言うことになりますと、防災の月とのイメージがあります。今年は、6月末の台風7号及び、先日の21号台風と、台風本体や関係して流れ込んだ湿った空気による集中豪雨によって、更には先日の北海道の地震と、相次いで大きな災害が起きて、多くの方が犠牲になっています。犠牲になられた皆様方には、お悔やみを申し上げますとともに、被害を受けられた皆様には、お見舞いを申し上げ、1日も早い復興をお祈り申し上げます。

 大鹿村でも、7月の5~7日の3日間に、300ミリを超える降雨あり、特に鹿塩の中学校より北側においては一時、集中的に降ったとみられ、国道152号が3か所、林道中峰黒川線で1か所が通行止めになり、鹿塩簡易水道の黒川第1水源の被災による、取水不能など、公共土木施設、林道施設、水道施設に被害が発生しました。

 9月4日から5日にかけての集中豪雨では、ほぼ全村に亘り被害が発生しております。おおむねの調査の結果になりますが、公共土木、農地、林道など、大小含めて60か所ほど被害が発生しました。

 この中には、河川関係の護岸にも被害が起きて、国道152号は分杭から伊那市方面は通行可能となっていますが、地蔵峠方面は被害が発生しており、通行するには幾分時間が必要になると思っています。村道では沢井線が、河原島の先で大きな被害が発生しており、今なお、その形状が変化しているとの情報が入っているような状態になっています。また、大河原の和合沢に大きな被害が発生し、村道の橋2か所が流され、護岸も痛みが起きています。

 村全体お被害の状況は、国土交通省、林野庁、県も調査をしていますので、今後情報をいただく中で対策を検討してまいります。

 一連の被害の発生がありましたが、人や家屋への被害がなかったことは、とてもありがたく思っています。

 先ほどの話で、久々の大雨がありました。そのために、恒例となっている消防の技術大会が中止となり、そのあと中旬からの猛暑は8月中続いた気がします。7月20日には、飯田ケーブルテレビとの間において、10月より光キャストビジョンのサービスを開始することについて、合意書の調印を行い、翌日から申し込みの手続きに入りました。 

 8月9日には、大鹿村創生総合戦略にあります、商業施設を主体とした、道の駅「歌舞伎の里大鹿」の開駅式が、国会・県会議員さんを始め、関係されました多くの方々の、出席をいただく中、心配された空模様も快晴に近く、盛大に開催できました。道の駅のその後はお盆もあり、盛況であったと聞いています。これからも、村民はもとより、村外から訪れてくれる方々にも、大鹿村の魅力と楽しみを共有してもらえる施設にしていくよう、大きな期待とともに、努力してまいります。

 これから紅葉の時期になってきます、トンネル工事のダンプも一時より大幅に減っていますので、ぜひお出かけください。

 大鹿村は、日本で最も美しい村として、「失われたら二度と取り戻せない日本の農山村の風景を守り」、暖かい心で多くの人を迎え、活気ある村づくりに頑張っていきます。

 

平成30年9月

大鹿村長  柳 島 貞 康