高さ15メートル、幅30メートルのつららの壁が現れた。大自然が生む絶景にただただ感動するのみ。
梨原地区にある葦原神社の歌舞伎公演は、御柱祭の年(寅申)にのみ行われる。 葦原神社の鳥居の扁額には「本諏訪社」の文字があり、建御名方神あるいは諏訪大社との深い関係を感じさせる。
塩の里祭りは鹿塩の祇園祭として毎年7月中旬に行われる。 鹿塩の獅子舞が披露されるほか、地区の皆さんの余興の数々がとても楽しいお祭りである。
高原で数え切れないほどの蝶が舞うのに出会うことがある。 その妖しいまでの美しさは、見る人を、まるで楽園にいるかのような、夢と現実が混じり合ったような不思議な世界に誘い込むのだ。
上蔵地区にある野々宮神社の舞台は、大鹿村に現存する4つの舞台のうちの一つである。 かつて、小澤征爾氏とムスティスラフ・ロストロポーヴィチ氏は、コンサート・キャラバンの会場として、この野々宮神社の舞台を選んだ。この舞台は、駐車場がないばかりに今ではほとんど使われていない。何とももったいないことである。
大鹿村最奥の集落である釜沢地区は14戸。全戸総出で神社の大祓を行い、新年を迎える準備をする。