中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書に対する大鹿村の意見を提出しました


 中央新幹線(リニア)の建設に向けて、事業主体であるJR東海が環境影響評価準備書を公表し、路線・施設概要で大鹿村内のリニアの路線・トンネル工事の現場となる非常口・小渋川を渡る橋・変電施設等の位置、工事に伴い村内から発生する残土量や通行する工事車両の台数が初めて示されました。

 準備書では、公表されたリニア施設を作る工事の実施とトンネルなどの鉄道施設が出来ることにより、地下水や景観などの環境にどのような影響が出るのか、定められた範囲で一般的な調査を実施し、環境に与える影響を予測した結果を示し、JR東海が行う対策が環境への影響を回避又は低減できるか評価しています。

 なお、村民の皆様が最も不安であり説明を求めている残土運搬車両の通行による道路対策(松川インター大鹿線、国道152号、県道赤石岳公園線等の道路改良)、水資源などの生活に直結する問題に対する具体的な記載はありませんでした。

 JR東海による準備書の説明会は10月9日と14日の2回、大鹿村交流センターで開催され、延べ260人の方が参加し様々な質問や意見が出されました。

 大鹿村では、今回の説明会と今年2月に開催した住民意見交換会の意見を基に、環境保全の見地からJR東海に意見を提出しました。

 今後作成される環境影響評価書に意見を反映し、大鹿村の自然環境や生活環境への影響を低減していきたいと思います。

  中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書に対する意見

 

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